ピースアクション2021”謎解きミステリーウオーク”開催

ピースアクション2021”謎解きミステリーウオーク第2弾”
~神戸の街に残る戦争の跡を探せ!<灘・東灘区編>

私たちの街にたくさん残っている戦争の傷跡を”謎解
きクイズ”を解きながら巡るミステリーウオーク
第1弾~三ノ宮・元町編~に続く第2弾~灘・東灘
区編を開催

9月23日(祝・木)朝、阪神石屋川駅近くの公園に
集合。神戸空襲を記録し大きな布に印刷されたマップ
を広げ、神戸平和マップをつくる会、神戸空襲を記録
する会の小城智子さんからお話を聴いて最初のクイズ
にチャレンジ!

答えにそって道をたどった先には次の目的地「東明
八幡神社」が。今も石柱に残るグラマン機からの機
銃掃射の弾痕を発見しました。

次のクイズに答えて石屋川公園「火垂るの墓」モニ
ュメントへ。今回のウオークのテーマワードです。

そこからさらにクイズに答えて次の目的地「御影公
会堂」へ。1933年に開館し戦争や震災をくぐり抜け
て今も残る建物の外壁や外階段には多くの弾痕が残
っています。内部には灘区近辺の歴史や柔道家嘉納
治五郎関連展示。治五郎翁の像をなでるとアタマが
よくなるそうですよ。

次は作家野坂昭如さんの母校「成徳小学校」へ。
再度小城さんから防空壕が掘られた校庭で起きた事
や終戦直後、占領軍の住宅地となった街の様子など
を伺いました。

次の目的地「六甲飛行場仮設滑走路」を経てようや
くゴールの「コープ六甲」に到着。
絵本「火垂るの墓」の朗読動画をヒントにして、
最後のクイズに挑戦しました。

第1弾に比べてもハイレベルのクイズでしたが、参加
した子供たちのひらめきは鋭く、中にはノーヒントで
次々と難問をクリアするチームもありました。

終わった後の感想には「ふだん気づいていなかった
身近な場所に、こんな戦争の歴史があることを知っ
た」「親子で相談しながら楽しく参加できた」等の
声が寄せられました。

予定より長い時間がかかった難コース(クイズ?)で
したが、全員無事ゴールにたどり着きました。

秋晴れの下、清々しい空気の中でたっぷりと日差し
を浴びて、今も残る戦争の傷跡をたどりながら戦争
の悲惨さと戦後も続く苦しみを知ることを通して、
平和の大切さを考えることにつながったようです。

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